〇徳島県西部に唯一ある児童養護施設です(^^)
〇雄大な山々に囲まれ開放的に暮らしています
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笑顔のある愛育園
子どもたちを大切にし、
いつも子どもたちの声に
耳を傾けよう。
施設の概要
【開設年月日】1949(昭和24)年9月28日【定 員】30名
【施設の目的】児童養護施設は児童福祉法に定められた児童福祉施設の1つです。児童養護施設には、予測できない災害や事故、親の離婚や病気、また不適切な養育をうけているなど様々な事情により、家族による養育が困難な2歳からおおむね18歳の子どもたちが、協調性や思いやりの心を育みながら、生活しています。> 詳しくはこちら
養護理念
一人ひとりの命と権利を護り、個性や意向を尊重して成長と発達を育み子ども達の最善の利益の実現をめざす。
養護の方針
〇安心と信頼のある良い生活環境をつくり、将来自立できるよう成長に努める。
〇子どもたちの権利を尊重し、いかなる暴力からも守る。
〇一人ひとりの人間性や精神力などが十分伸びるよう支援する。
〇正しい生活リズム、生活習慣などを身につけ年齢に即した責任感をもつよう支援する。
〇子どもに応じた学力、体力や生活力の習得を支援する。
〇子どもたちの能力や希望を尊重しつつ進路選択をする。
子どもたちの暮らし
「おはよう」のあいさつで1日が始まり、朝ごはんを食べて、歯磨きをしたら、「いってきます」と地域の学校や幼稚園に登校します。
学校が終われば、クラブ活動をしたり、友だちと遊びに出掛けたり、宿題や読書をする子もいます。
おいしい夕食と楽しい時間を過ごしたら、「おやすみ」と温かい布団で眠りにつきます。
どこの家庭にもある何気ない日常が、加茂愛育園でも日々、営まれています。
また、余暇や趣味を楽しみ、四季折々の行事や子ども会など地域のさまざまな活動に参加しています。
平日 |
時間 |
休日
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起床、洗面
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6:30
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朝食
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7:00
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起床、洗面
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登校
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7:30
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朝食
清掃、自由時間
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11:30
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昼食
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下校、宿題
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15:00
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おやつ
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自由時間
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16:00
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自由時間
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入浴
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17:00
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入浴
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夕食
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18:00
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夕食
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自由時間・入浴
自主学習
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18:30
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自由時間・入浴
自主学習
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小学生就寝
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21:00
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小学生就寝
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中高生就寝
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23:00
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中高生就寝
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おもな行事
加茂愛育園は普段とは違う環境で身体を動かしたり、自然に触れたり、新鮮な空気を吸って気分転換をしています。また地域の伝統的な祭りや行事に参加し、歴史や文化について学んでいます。園児・職員と一緒に行楽を楽しむことで親睦を深めています(^^)
春
〇お花見
〇ウォーキング
〇春の行楽
〇野外バーベキュー など...
夏
〇七夕(花火)
〇キャンプ
〇プール
〇流しそうめん など...
秋
〇幼児遠足
〇秋の行楽
〇愛育園まつり
〇ハロウィン
冬
〇クリスマス祝会
〇餅つき
〇初詣
〇新年会
〇節分
〇卒園旅行
〇壮行会
子どもたちの夢を応援します
子どもたちは、それぞれの希望や能力に応じて中学校卒業時に進学や就職などの道を選択します。なかには努力をして大学へ進む子どももいます。
しかし15歳で就職し自活するには大変厳しい状況にあり、施設ではできるだけ高校や各種専門学校、職業訓練校への進学をサポートし、将来の生活を安定させるために努力しています。
就職を希望する子どもたちには分園型自活訓練事業など、施設から離れた建物で、地域のなかで生活をしながら、社会人として必要な知識や技術を高められるような援助も行われています。
児童養護施設のみらい
女性の社会進出や少子化問題に対応するため、社会全体で子どもを見守り育てていこうという流れのなか、地域における子育て専門機関として児童養護施設の役割がクローズアップされています。
地域の子どもを、親が病気などの理由により一時的に預かる子育て支援短期利用事業(ショートステイ、トワイライトステイ)や、ひきこもり・不登校児童に対する援助、児童館の運営など子どもの健全育成をはかる取り組み、さらに児童家庭支援センターを設置して、子育てに関するさまざまな不安や疑問を抱える家族への相談・援助などを実施しています。
いま、社会的に児童虐待への対応が大きな課題となっています。児童養護施設では、地域の子育て相談などをとおした児童虐待の発見・予防から、虐待を受け施設に入所してきた子どもの心の癒し、家庭復帰をめざした環境の調整、自立に向けた援助からアフターケアまでトータルに児童虐待問題に取り組んでいます。
加茂愛育園のQ&A
Q.どんな人が働いているの⁉
A.児童指導員や保育士が子どもたちの日常の養育を行っています。また、食事・食育を支援する栄養士や調理員、子どもの心理面をサポートする心理療法職員、子どもの自立や自立後をサポートする自立支援担当職員や地域の子育てを支援する職員など、様々な専門職がチームとなって、子どもの生活を支えています。
Q.被虐待経験のある子どもに対し、どのように養育されていますか?
A.自立支援計画に基づき、子ども一人ひとりに個別の支援を行っています。それは、共に生活する中で、一緒に喜んだり悲しんだりといった感情を共有しながら、少しづつ信頼関係を積み上げ、行きつ戻りつを繰り返しながら一歩一歩進めていく地道な営みです。また、家族と再び暮らせるよう、保護者や親子向け支援プログラムを実施することもあります。
Q.施設退所後の子ども達はどうなるの?
A.看護師になって結婚・出産した子もいれば、大学に進学した子もいます。なかには「卒業後は愛育園の職員になりたい。」と言ってくれる子もいます。また、退所後もアフターケア事業で訪問や電話で様子伺いを欠かさず行っています。子ども同士もSNS等々を利用するなど、コミュニケーションを取り、支えあっています。
施設の利用について?
家庭の事情で子どもの適切な養育が難しくなった場合、子どもが虐待を受けている時など子どもの健やかな成長に支障が生じた場合は、子ども家庭支援センター「てとて」、近くの福祉事務所、市町村役場、民生児童委員、児童相談所「子ども女性相談センター」または加茂愛育園にご相談下さい。
児童養護施設「加茂愛育園」 TEL:0883-82-3147
こども家庭支援センター「てとて」TEL:0883-87-7001
中央こども女性相談センター
TEL:088-622-2205
南部こども女性相談センター
TEL:0884-22-7130
西部こども女性相談センター
TEL:0883-53-3110